コラム開設の背景

当社はIT技術をベースにコンピュータソフトウェアの開発を中心に事業展開を行ってきておりますが、この度、CSRの観点からも スマートグリッド分野への事業展開にも取り組んで参りたいと考えております。 そこで着手にあたり、福島利明氏をこの春より当社顧問として招請することとしました。
スマートグリッドの3要素(発電、充電、IT基盤)の一つである充電(リチウムイオン電池)に深く関わり、スマートシティ実現にも早くから 関心を持ち続けてきた方です。詳細は顧問プロフィールをご参照ください。
そして、顧問がこれまでの経験を通じ得た知識、見識の一部を当社のホームページに掲載させて頂くことにより、スマートグリッドに関する 社内外の関心が少しでも高まり、その早期実現に寄与できれば幸いと考え、顧問コラムサイトの開設を行うこととしました。 初回はスマートグリッドについての概略を分かり易く解説しています。

    

詳細内容はこちらをご参照ください。

第1回:スマートグリッドとIT

第2回:電気自動車の普及と充電インフラ

第3回:リチウムイオン電池とスマートグリッド

第4回:分散型エネルギーとスマートグリッド


顧問
プロフィール


      顧問)福島利明
1974年3月 東京大学工学部(合成化学科)卒業後、国内大手ケミカル企業にて 新規耐熱性ポリアミドの研究開発、製造工程の確立、用途開拓業務に従事する。


1987年10月以降、外資系ケミカル企業に転じ、新規高流動耐衝撃性難燃ポリスチレンの開発、 エンジニアリングプラスチックの新規需要開拓に携わる。
また、日本難燃剤協会リン部会部会長を兼務し、経済産業省と産業界の仲介の任にあたる。
直近(2007年4月以降)では、今回のテーマ(スマートグリッド)に関連し、 ケメタル社(ドイツ企業)に在籍し、その主力製品であるリチウム化合物のリチウムイオン電池への用途開拓、推進にあたる。
特に国内大手電機メーカーと車載用のリチウムイオン電池を共同開発し、現在トヨタ車に搭載されている。
また、太陽電池の有機半導体にもリチウム化合物が採用されている。